5−2−3 成果

本地点における双葉断層の最新活動時期は,約2700y.B.P.以降, 約 900y.B.P.以前であり,前章で述べた鹿島町栃窪地区における最新活動時期と整合している。しかし,本地点で大型のトレンチ調査を行った場合,堆積物の下位層については年代の特定が困難なことが予想され,また,横ずれ量の確認も期待できないことから,本地点はトレンチ調査には適していないものと判断した。