(2)反射面の特徴

図3−4−3にマイグレーション処理断面図を示す。図中、100〜300msec付近にいくつかの反射面が認められるが、それ以降はほとんど反射面は認められない。

全般的に反射面は断続的であるが、測線前半部(測線距離0〜60m)の230msec付近のフラットな反射面と測線後半部(測線距離140〜250m)の100msec付近の反射面は一連の反射面と考えられ、測線中央部で変化している。

測線前半部では、この一連の反射面の上位の150〜200msec程度に断続的ながら2つの反射面が認められる。一方、測線後半部では、この一連の反射面の下位の150msec付近に断続的な反射面が認められる。

また、測線中央部の200〜400msec付近には右下がりの反射波列が認められ、測線中央付近を境として反射パターンが異なっている。