各ボーリング孔の層相の特徴を以下に記載する。

Ｉｗ−１　孔口標高：５２．４５ｍ，掘進長：１０．００ｍ

Ｉｗ−１の地質構成は，表層より深度０．６ｍまでは盛土の可能性があるが，それ以深は低位段丘堆積物が分布するものと考えられる。

低位段丘堆積物は，シルト〜シルト質砂，砂礫，礫混じり砂の互層からなり，最下部（深度９．６ｍ以深）に玉石混じり砂礫が分布する。礫は径１〜５ｃｍの結晶片岩礫（亜円〜扁平板状礫）からなる。　

Ｉｗ−２　孔口標高：５２．６３ｍ，掘進長：１０．００ｍ

Ｉｗ−２の地質構成は，表層より深度０．３ｍまでは盛土の可能性があるが，それ以深は低位段丘堆積物が分布するものと考えられる。

低位段丘堆積物は，シルト〜シルト質砂，砂礫，礫混じり砂の互層からなり，最下部（深度９．４５ｍ以深）に玉石混じり砂礫が分布する。礫は径１〜５ｃｍの結晶片岩礫（亜円〜扁平板状礫）からなる。