1−4−1 伊予断層 [平成9年度調査]

(1) 活断層としての長さ:双海町上灘沖〜伊予市宮下にかけての23q

(2) 変位様式:右横ずれ断層

鉛直成分の向き, 量は場所によって異なる。

(3) 1回当たりの変位量:1.5m以上

双海町高野川トレンチから鉛直方向に1.5m

(4) 活動度(平均変位速度):陸上ではB級以上(≧0.17m/千年)

(5) 活動履歴

〔陸 域〕

@ 最新活動時期:鬼界−アカホヤ火山灰降灰後(約6,300年前以降)

A それ以前の活動時期:約6,300年前〜11,000年前

B 更に以前の活動時期:約26,000年前〜29,000年前

C 活動間隔:5,500年より短い数千年のオーダー

(6) 地震の規模(推定値)

  伊予断層が単独で活動した場合(L=12q)     :M 6.6

 伊予断層と上灘沖の断層が連動した場合(L=23q) :M 7.1

単位変位量 1.5m以上から          :M≧7.0