4−3 調査方法

各断層に沿って地表踏査(概査)を実施し,地形面構成層および基盤地質の分類・対比を行い,また,断層変位地形については詳細な調査を行い,活断層の存在を検討したうえ,断層の長さ,連続性,変位量等を把握するとともに,反射法地震探査,ピット掘り調査等の調査地点を選定した。

調査の際には,露頭および地形等を記録するとともに,これらの写真撮影を行い,また,炭素同位体年代測定試料,火山灰,微化石試料等年代推定に必要な試料を採取した。

地表踏査(概査)の成果は,1万分の1の地形地質分類図および活断層詳細図として整理した。