1−3−6 反射法地震探査

@ A測線:2.2q(発震点間隔5m,受震点間隔5m)

伊予断層と郡中断層の地下構造を解明した。

伊予断層に対応する2条の断層がプルアパ−トベ−ズンを形成していると推定した。郡中断層はひと続きの断層ではなく,部分的に重力滑動によって形成された境界面である可能性がある。

A B測線:0.5q(発震点間隔2.5m,受震点間隔2.5m)

L6リニアメント:北傾斜の高角度断層を推定した。

L7リニアメント:音響断面からははっきりしないが,低速度帯と対応するため,破砕帯が存在する可能性がある。

L9リニアメント:南傾斜の逆断層が推定される。

B C測線:0.7q(発震点間隔5m,受震点間隔5m)

LU面上の崖として判読されるL9リニアメントは,八倉層のたわみの部分に対応するが,たわみを形成した断層面は,根無しで重力滑動に起因する可能性もある。