(1)TS−1(標高78.0m)

0.00〜0.60m 表土。茶褐

0.60〜1.85m 粘土。青灰。コアは含水比高く、軟質である。一部腐植質で褐色を呈す。1.53〜1.70まで、特に含水比高い。

1.85〜2.50m 砂礫。礫は泥岩の亜円〜亜角礫主体で、φ=2〜20o程度である。マトリクスはやや泥質分を含む。

2.50〜2.70m 礫混じり中粒砂。淡灰褐。礫はφ=2〜4o程度と小さい。泥質分を含む。

2.70〜3.13m 砂礫混じりシルト。淡青灰〜淡灰褐。φ=2〜7o程度で、亜角礫である。下位に礫が多い傾向が認められる。

3.13〜7.00m 泥岩。暗灰〜暗灰褐。30°程度傾斜した構造が認められる。全体に亀裂が認められ、一部3〜4p程度の細片状となる。亀裂面には粘土等は挟在しない。

4.9〜5.2m φ=2〜4o程度の礫が混入する。また、貝化石片が認められる。5.2m以深、塊状泥岩。亀裂が3〜5pごとに入る。

6.8〜6.9m 中粒砂岩。上方との境界は明瞭。一方下位の泥岩との境界は漸移的である。