(3)HG−3(標高49.47m)

0〜0.30m 表土

0.30〜0.80m 礫混じり粘土。褐色を呈す。上部は酸化する。泥岩主体の礫。φ=2〜7o

0.80〜2.44m 腐植混じり粘土。青灰〜青灰褐を呈す。一部φ=2〜7o程度の泥岩礫を含む。0.8〜1.3、1.8〜2.0mは炭質物を多く挟む。

2.44〜2.80m 砂質シルト。青灰色を呈す。礫は認められず、少量の炭質物を含む。

2.80〜3.28m 粘土。青灰褐色を呈す。少量の炭質物を含む。

3.28〜3.55m 礫混じりシルト。青灰褐色を呈す。礫はφ=2〜10o程度の角礫状で、風化した泥岩礫主体。3.4m以深はマトリクス細粒化する。

3.55〜4.40m 粘土。青灰色を呈す。少量の炭質物を含む。含水比高く、コアは軟質である。

4.40〜6.50m 礫混じり粘土。青灰〜暗青灰色を呈す。コアは全体にしまっている。泥岩礫を全体に含んでいる(強風化)。また、少量の炭質物を含む

6.50〜8.05m 礫混じりシルト。淡青灰〜暗青灰。礫は泥岩で、強風化する。φ=3〜7o程度である。7.85m付近までは、炭質物を含むが、それ以深には認められない。

8.05〜10.00m 泥岩。灰渇〜暗灰色を呈す。8.05m以深、泥岩。全体に亀裂が発達し、細片状に割れる。しかし、亀裂面には鏡肌等が認められるものの、亀裂を埋めるような充填物は認められない。亀裂は下位の方が少なくなる傾向がある。(全体としては多い)