(1)HG−1ボーリング(標高48.91m)

HG−1ボーリングは、平成11年度で調査を実施したA,Cボーリングと同じ段丘面(U面)上で実施した。その結果は以下のようにまとめられる。

0.00〜0.32m 表土。耕作土。

0.32〜0.89m 砂混じりシルト。茶褐。全体に酸化している。少量の炭質物を含む。

0.89〜1.24m 腐植質粘土。暗茶褐。全体に腐植質にとむ。少量の木片を含む。

1.24〜1.32m 礫混じりシルト。淡茶褐。泥岩の角礫(強風化)を含む、崖錐状の堆積物。

1.32〜1.34m 粘土。灰色。

1.34〜3.76m 砂礫。淡黄褐〜淡褐。

3.76〜4.15m 砂礫。淡青灰〜淡灰褐。

4.15〜7.00m 泥岩。淡灰褐〜淡青灰。細片状になる部分と、ブロック状になる部分が認められる。どちらの部分も変質して粘土化するような様子は認められない。又、パッチ状に凝灰岩が認められる。