(3)N−3(標高28.14m)

0.00〜0.55m 表土。茶褐。

0.55〜1.20m 礫混じりシルト。灰渇〜淡褐。一部腐植質。礫は泥岩主体で、φ=5〜30o、角礫状である。また、全体に酸化して風化している。

1.20〜1.62m 腐植質粘土。黒色。全体にピート状で、黒色を呈す。少量の角礫を散点的に含む。1.20m付近、φ=5〜10oの角礫を含む(泥岩)。

1.62〜1.90m 礫質粘土。淡褐。礫は角礫で、泥岩礫である。φ=5〜30o程度。

1.90〜3.00m 腐植質粘土。暗灰〜黒色。礫は泥岩礫で、φ=2〜5o程度である。亜角礫〜亜円礫を含む。2.6〜2.8mはやや全体に荒い堆積物を主体とする。

3.00〜3.24m 礫質粘土。黒〜暗灰。礫は青灰色を示す。礫は、泥岩で角礫状である。φ=5〜30o程度。

3.24〜4.44m 腐植質粘土。黒色。ピート状堆積物。泥岩の角礫を散点的に含む。

4.44〜8.05m 礫質粘土。灰渇〜淡青褐。泥岩礫多く、φ=5〜40o程度である。角礫で、風化している。マトリクスはやや腐植質である。5〜5.1m、含水比高く、コア軟質である。6.00〜6.22m、コア含水比高く、軟質である。

8.05〜9.50m 腐植質粘土。暗灰〜黒。腐植質主体。一部、泥岩礫が混入する。8.25〜8.40mは礫多い。礫は角礫状である。8.6〜8.7m、礫多い。9.1以深は礫が多い。φ=2〜10o程度の亜角礫。

9.50〜9.90m 礫混じり粘土質中粒砂。黒〜暗灰。礫は円礫でφ=2〜20o程度。砂岩、泥岩礫が認められる。含水比高くコア軟質。

9.90〜14.00m 泥岩。暗灰〜暗灰褐。亀裂の多く認められる泥岩。一部は強風化し、粘土化する。10.70mまで、一部粘土化し、全体に強風化する。12.20mまで亀裂発達し、粘土化する。12.20m以深、一部細片状コアをなし、全体的には短柱状コアをなす。