(1)N−1(標高30.36m)

0.00〜0.50m 表土。茶褐

0.50〜1.00m 礫混じり粘土。褐〜茶褐。φ=2〜5o程度の泥岩(亜角)礫を含む。強風化する。下部は礫が多い。

1.00〜2.87m 粘土混じり礫。褐〜淡灰褐。礫は強風化泥岩の角礫で、崖錐状堆積物。マトリクスは褐色で、やや腐植質。全体に礫率高く、円摩された様子は認められない。

2.87〜5.32m 腐植質礫混じり粘土。黒〜暗褐。全体に腐植質に富む。礫は泥岩(風化、他と同様)で、φ=5o程度で少量含まれる。含水比高く、コアは軟質である。塊状で構造等は認められない。

5.32〜5.45m 礫質粘土。暗褐。礫主体の堆積物(泥岩、風化)。マトリクスは暗褐で、礫は青灰色を呈す。φ=5〜30o程度の亜角礫。崖錐状の堆積物である。

5.45〜5.70m 腐植質粘土。暗褐。マトリクスは腐植質で、礫はφ=2〜10o程度で、少量含まれる(風化、泥岩礫)。

5.70〜6.36m 礫質粘土。暗褐。礫多い。風化泥岩礫主体でφ=5〜30o程度である。角から亜角礫。崩壊性の堆積物(崖錐)状。マトリクスは腐植質。

6.36〜6.70m 腐植質粘土。暗褐。同上。

6.70〜9.50m 礫質粘土。淡灰褐。泥岩の角礫主体。全体に風化する。マトリクスは腐植質である。

8.5〜9.5mまで、マトリクス緩く、コアの形状がやや崩れている。また、含水比も高い。8.5〜9.0mまで、やや腐植に富む。

9.50〜10.00m 腐植質粘土。暗褐。礫はφ=2〜10o程度で、亜角礫状である。全体に風化する。

10.00〜10.18m 礫質粘土。暗褐〜黒色。角礫状泥岩混じり。マトリクスは腐植質。φ=2〜10o程度。

10.18〜10.32m 礫混じり粘土。暗褐〜黒褐。腐植質。礫は泥岩で少量含まれる。

10.32〜10.66m 礫質粘土。暗褐〜黒。同上。

10.66〜10.77m 粘土混じり砂礫。灰渇。礫は泥岩で、φ=10〜20o程度。

10.77〜12.00m 強風化シルト岩。灰渇。全体に風化し、ネットワーク状に亀裂が発達する。また、一部は粘土化する。

12.00〜14.00m シルト岩。暗灰。短柱〜長柱状コア。一部φ=2〜4o程度の円礫が含まれる。