ｔｉｔｌｅ

（１）西部地区（岩井～平久里下）
リニアメントは、主として山地部と低地部（段丘面）の境界を通過し、一部開析の進んだ山地（丘陵）と山地部の間の鞍部を通過するものが認められる。また、リニアメントは西部地区全体にわたってほぼ連続して追跡される。

西部地区で、連続するリニアメント上に第四紀層が分布するのは、岩井地区の高崎、岩婦地区と、平久里下地区である。なお、岩井地区、平久里下地区のリニアメントのランクは、Ｂ～Ｃ程度にあたり、岩井地区と平久里地区の間についてはＤとした。また平久里下地区のうち、段丘面が変位しているとした部分については、Ａと区分した。