(2)ANo.Bボーリング

0.00〜0.50 表土。植根まじり。

0.50〜0.70 シルト。2mm程度のシルト岩礫を含む。

0.70〜3.20 シルト質シルト礫層。様々な大きさ及び形の岩片が混入している。全体として雑然としており、人工改変による盛土の可能性がある。

3.20〜4.00 シルト質シルト礫層。崖錐性の堆積物を主体とする。偽礫はφ=30〜150o程度と大きい。泥岩及びシルト岩礫を主体とするが、蛇紋岩起源?の緑色な礫も認められる。また、少量の円礫を含んでいる。

4.00〜4.20 礫状(スライム状)コア。掘削に伴う落ち込みによるスライム状コア

4.20〜4.90 砂混じり粘土。一部少量の礫を含む。含水比高く、構造は認められない。

4.90〜6.20 ピート。一部シルト岩の亜円礫(φ=5〜10o)を少量含む。全体に塊状で構造は認められない。比較的コアはしまっている。下位側は炭質物を含む量比が減少する。

6.20〜8.60 礫。砂岩及びシルト岩の亜角礫を主体とする。シルト岩はφ=5〜40o程度で、最大は100o程度である。7.30〜7.70mはブロック状のシルト岩が主で、崩壊性の産状を示す。

8.60〜9.25 礫混じり極粗粒砂。少量の礫を含む。泥質分は少なく、緩い。構造は認められない。

9.25〜9.38 砂礫。亜角から亜円礫主体。

9.38〜9.40 砂岩。着岩深度と考えられる。

9.40〜9.60 スライム状コア。掘削による落ち込みコア。着岩しているものと推定。

9.60〜9.75 凝灰岩。細粒な凝灰岩。一部粘土化する。

9.75〜12.60 砂岩。11.25まで、全体的に(5〜10p毎)水平方向の割れ目が発達する。また、φ=1〜2oの軽石が散点的に含まれる。11.25〜11.60は白色の軽石層で、有色鉱物がゴマ塩状に含有する。