(2)A Bi−2 ボーリング

Bi−2ボーリングは、山地部の北側約35mで行った。その結果を以下に示す。

0.00〜1.10m 表土

1.10〜2.10m 礫混じり粘土層。含水比高く、一部弱い堆積構造が認められる。

2.10〜8.00m 破砕質な泥岩。全体に強く破砕を受けており、基質部分は大部分粘土化する。また、固結した泥岩礫及び玄武岩礫を含む。礫状の部分はいずれも、細片状に破砕されている。全体にかなり高傾斜(45度以上)を示すようである。

8.00〜8.50m 強く変質を受けた泥岩。全体に亀裂が発達しており、コアは細片状である。石英脈も発達している。

8.50〜8.60m 玄武岩の礫状コア。

8.60〜11.00m 玄武岩。玄武岩塊が認められる。全体に石英脈が胚胎し、基質部分は亀裂が非常に発達する。

11.00〜12.00m 変質及び破砕を受けた泥岩。基質部は、亀裂が非常に発達する。

図6−2−3−2 ボーリング柱状図 Bi−2ボーリング結果