(2)測定電極パターン

ダイポール・ダイポール法では、測線に打設された電極群(電極間隔b)において、電流電極C1,C2と電位電極P1、P2の間隔aをダイポール長といい、電流電極と電位電極の内側の距離をダイポール長の整数倍に広げて測定を行う。このときの倍数nを隔離係数という。また、探査深度は電極間隔b、ダイポール長a、隔離係数nに依存している。

本調査では、電極間隔b=1mおよび探査対象深度30mを考慮して、探査深度を探査対象深度の1.5〜2倍程度とし、ダイポール長a=(1〜8)・b、隔離係数n=1〜8で測定を行った。

図5−2−4 ダイポール・ダイポール法測定パターン設計の一例