(2)屈折初動解析

全ての現場原記録から初動走時を読みとり、その値から発振点・受振点・表層基底層速度を未知数とするインバージョンを行い(改良タイムターム法)、表層の構造を求めた。2つの測線の結果を図3−16−1図3−16−2にそれぞれ示した。

この結果は、表層第一層の厚さの変化および標高変化に対する走時変化の補正(屈折波静補正)のデータとして用いた。