3−1−8 <関東ローム層>

台地の表層には3 m 〜5 mの淡褐色の関東ローム層があり、上から立川ローム層、武蔵野ローム層に区分される。武蔵野台地に対応する下総台地には両層が見られるが、立川面に対応する低位の台地では、立川ローム層のみで構成されている。武蔵野・立川ローム層の主体は富士火山を起源とし、偏西風にのって運ばれた風成火山灰の風化層である。