3−1−10 <埋め立て層>

大規模の埋め立ては、1946〜1960年に船橋地区、千葉市の川崎製鉄で始まり、1961〜1970年に江戸川に接した市川地区、船橋から習志野市の海岸、千葉市の稲毛から千葉港にかけての地区、1971〜1979年に市川から船橋を経て稲毛めでと、川崎製鉄の外海で行われた。これらの埋め立ての大部分は、浚渫工法によっており、隣接の海底下の下総層群の砂と水をポンプで上げて造成している。造成地の標高は2.5m〜3.0mが大部分であり、埋め立て層の厚さは埋め立て前の海底地形に左右され、一般に東京湾側に向かって、厚くなる。