(2)段丘面区分

調査地域及びその周辺における段丘の主な研究としては中川(1972)、宮内(1985、1988)、大和(1988a)、青森県(1972、1990、1991)等があり、それぞれ表3−2−1のように区分されている。調査地域については、宮内(1985、1988)により、高位より順に、高位面、七百面、天狗岱面、高館面、柴山面及び三本木面に区分されている。

空中写真判読及び現地調査の結果、調査地域の段丘は6面に区分にされ、高位より高位面、七百面、天狗岱面、高館面、三本木面、低位面に、扇状地は古期・新期扇状地面に区分される。これらの区分は、宮内(1985,1988)にほぼ一致している。図3−2−1に調査地域の地形分類図を示す。