1−3−1 分布・形態

活断層研究会(1991)の[新編]日本の活断層は、入内断層の分布を7.5kmとしているが、今回の調査の結果では、断層の分布範囲は青森市浪館から入内集落南方約1.5kmまでの約12kmで、さらに北方へ連続する可能性がある。

断層の形態については、撓曲を主体とし、細越付近より南方では撓曲の脚部に西上がりの逆断層を伴うと考えられる。