1−2−3 青森市細越浅田地区(南側)での調査

平成8年度調査の結果をもとに、断層北部にあたる青森市細越浅田地区において詳細調査を実施した。

この地域は、分布が確認された入内断層のほぼ中央に位置すること、丘陵の東縁では段丘面の分布が比較的良いこと、段丘と平野が崖地形により境されていること、周囲に比べ比較的大きな沢が存在し、新しい時代の堆積物が分布している可能性が高いこと等からこの箇所を選択し調査を実施した。