(1)文献調査結果

・入内断層は『[新編]日本の活断層』で確実度U、活動度A〜Bとされている。また、『活構造図「青森」(1/50万)』にも記載してある。

・A〜B級の活動性を持つ可能性があるが、この根拠となるデータは地形に依存しており、地質構造に基づく検討(変位・変形している地層の有無、変位量及び堆積年代など)が不足している。

・三内丸山遺跡において砂の液状化による砂脈が認められ、縄文期に地震があった旨の記載があるが、この地震が入内断層の活動によるものかは不明である。