1−4 調査内容

北由利断層に関する調査は、平成14年度から平成16年度の3ヵ年にかけ、図1−1の要領で計画されている。平成15年度調査は、このフローに沿って、以下の調査を行った。

@平成14年度調査(反射法地震探査再解析結果)により海域に推定された活断層近傍の浅層構造を把握するための音波探査。

A陸域の完新統(沖積層)の分布・地質年代情報を得るためのボーリング調査・試料分析。

B上記調査結果に基づいて、北由利断層(活断層区間)の分布位置、活動性を明らかにするとともに、平成16年度の活断層総合評価に向け調査計画を作成すること。

図1−1北由利断層調査のフロー

調査数量を表1−1、調査位置を図1−2図1−3に示した。

表1−1 平成15年度調査内容