7−3 米代川南岸地区:沖積低地

約3万年前から現在にいたる活動履歴を解明し、後期更新世以降の単位変位量および再来間隔を決定することを目的とする。

本地区は、最上位の沖積面に撓曲が認められること、既往の土質調査ボーリングにより沖積層中に鍵層となりうる軽石層が少なくとも3層確認されていることから、変位の累積性を解析するのに適している。

調査は、最上位の沖積面上にボーリングとジオスライサーとを概ね旧汀線に平行(東西方向)に配置し、平坦部と撓曲部との対比で変位量および変位の累積性を解析する。

表7−1 平成13年度調査計画(案)

図7−1 平成13年度調査計画図