5−2 調査位置および測線

図5−2−1に調査地域図(国土地理院の1/200,000地勢図にブーゲー異常図(地質調査所,1990より)および活断層図(活断層研究会編,1991より)を重ね書きした図に調査測線位置を明示)を示す。能代断層は伏在断層として南北約20kmに渡り推定されており、調査測線はほぼそれに直交する方向に設定されている。図5−2−2に調査位置図(1/50,000地質図(地質調査所,1991)に調査測線位置を明示)を示す。また、図5−2−3に調査測線図(国土地理院の1/25,000地形図に測線位置を明示)を示す。

各図に示した様に、今年度の調査測線(測線名;浅内沼測線)は、浅内沼の南約500mに位置する大略東西方向の測線であり、黒岡の西方約1kmの地点を西端として東へ進み、黒岡を通り、福田の南で国道7号線を横断し、更に東へ進み7号線から約2.5kmの地点を東端とする測線であり、総受振測線長は約4.9kmであった。

再解析測線(測線名:八郎潟北岸測線)は、八郎潟北岸に位置する大略東西方向の測線であり、浅内沼測線の南側約5kmの位置にあり、測線長は約5kmであった。

図5−2−1 調査地域図(縮尺1/200,000)

図5−2−2 調査位置図(縮尺1/50,000)

図5−2−3 調査測線図(縮尺1/25,000)