(5)ピット調査

段丘面下の試料採取及び地質観察のためにピット調査を実施した。

(1)実施箇所

実施箇所は,金沢断層周辺の8箇所であり,横手市三貫堰及び鶴谷地地域であり,現在の土地利用は果樹園・畑地及び水田である。

(2)作業手順

ピット調査の作業手順の概略は以下のとおりである。

@掘削位置を選定し,目印となる杭を設置した。

A小型バックホー又は手堀りで掘削し,埋め戻しを考え「耕作土」・「非耕作土」を区別した。

B掘削後,掘削面を整形して写真撮影を行った。その後,掘削面の観察並びにスケールを測り,必要に応じて炭質物等の試料を採取した。

C観察終了後,充分に転圧しながら埋め戻を行った。