(1)本調査で得られた活断層の情報

活断層を評価する上で必要な情報は、@時期A場所B大きさ の3つである。さらに、各項目の評価に必要な諸元は、最新活動時期、活動間隔、1回当たりの変位量、断層の長さ等である。

本調査で得られた情報は下記の4点である。

・断層の場所  詳細活断層図

・長さ     延長34km(例えば、北東部14kmと南西部20kmに分割される可能性もある)

・最新活動時期 11,800y.B.P.(少なくとも北東部の活動履歴)

・平均変位速度 0.1m/千年

 

なお、長さについては断層全体の長さは34kmと考えられるが、試掘露頭で見られた断層破砕帯の規模から、「34kmの区間が1度に動いた断層とは思えない」という意見が複数の委員から出された。活動区間を考えた場合、この断層は北東部では地質境界断層であり、南西部では撓曲であるという断層の形態に差があることから、三好町付近で2つの活動区間に分かれる可能性は否定できない。この場合、北東部では14km、南西部では20kmとなる。

また、この場合、試掘地点は北東部であることから、最新活動時期は北東部のものとなり、南西部の最新活動時期は不明となる。