2−5−3 地質観察結果

図5−3−1に、トレンチ結果を1/20のスケッチにして示す。また、その掘削面の写真を図5−3−2に示す。その結果、盛土及び完新統の砂及び粘土が分布していたが、断層により変形した傾向は全く認められなかった。砂及び粘土は、ほぼ同じ標高で連続しており、盛土は2枚存在する。空中写真で認められた段差の位置は、ちょうど2枚の盛土のうち、上位の盛土の端部に相当し、盛土によって段差が形成されたと考えられる。