3−2−1 調査地域及び測線

調査地域は濃尾平野のほぼ中央やや北よりに位置する。調査対象とする岐阜−一宮線は名鉄名古屋線、JR東海道本線とほぼ平行に走っていると推定されることから、調査測線はこれと直交する東西方向に、さらに、断層の走向を把握するために約5.5km離れたLine−1、Line−2の2測線を設定した。各測線位置を図3−32に示す。

Line−1 (7km):一宮市丹陽町若竹4丁目から一宮春日井線を西に大和町川原に至り、苅安賀地内を経て名鉄尾西線沿いに萩原町上畑に至り、名神高速道側道を萩原町松山までの区間

Line−2 (3km):木曽川町新屋敷から門間、内割田、外割田を経て玉ノ井地内に至る区間