2-2 地震とは何か
般にある面に沿った「【ずれ】」という形で起こる。
る面を境にして急速に【ずれ】動くことなのである。
面としては、過去にも【ずれ】を起こした既存の弱面
弱面上で岩盤どうしが【ずれ】つつある部分を破壊域
両側の岩盤が相対的に【ずれ】動くことを断層運動と
の結果、ある面を境に【ずれ】ている状態をいい、そ
いる状態をいい、その【ずれ】方により正断層、逆断
り正断層、逆断層、横【ずれ】断層という基本的な型
。両側の岩盤が相互に【ずれ】る速さは遅く、秒速数
。断層運動の規模は、【ずれ】の量の大きさと断層運
度と求められている。【ずれ】の量は1〜2m程度で
ように、断層面上での【ずれ】の量の分布がかなり具
これを見ると、大きく【ずれ】るところやあまりずれ
ずれるところやあまり【ずれ】ないところがあること
、幅は50km程度、【ずれ】の量は5〜7m程度と
震源」とは、最初に「【ずれ】」が生じたところ(破
2-4-1 プレート境界付近で発生する地震
一部では、断層面での【ずれ】がゆっくりと起こり、
ともある。この場合、【ずれ】がゆっくりと起こるた
地殻変動の大きさは、【ずれ】の速さではなく、むし
しろ断層運動の規模(【ずれ】の量と広さ)などに依
か、断層面の傾斜角や【ずれ】る方向にも依存する。
近いほど、あるいは縦【ずれ】成分が大きいほど、効
2-4-2 陸域の浅い地震
面まで達して、地表に【ずれ】が生じることが多い{
わたって、そのような【ずれ】が累積してきたことが
の弱面(断層面)で、【ずれ】を繰り返してきたこと
は、過去の地震に伴う【ずれ】の累積により、もとも
れの活断層によって、【ずれ】の累積する割合が大き
0年あたりの平均的な【ずれ】の量(平均変位速度と
0年あたりの平均的な【ずれ】の量は、1〜10mと
震では、一般に地表に【ずれ】が生じないため、この
2-5-1 地震動に関係した被害
断層運動の進行方向や【ずれ】の量の分布などに依存
ように横方向に大きく【ずれ】動き、盛り土の崩壊な
2-5-3 その他の被害
大地震の場合、断層の【ずれ】が地表に及ぶことによ
、淡路島の野島断層で【ずれ】が生じて、建物や道路
生じた。地表における【ずれ】の現れ方は、地盤の状
3 北海道地方の地震活動の特徴
くつか発生し、地表に【ずれ】が生じた{5}ことも
3-1-1 太平洋側沖合などのプレート境界付近
プレートがその境界で【ずれ】動くことにより発生す
3-1-2 陸域の浅い地震(深さ約20km以浅)
.1)があり、地表に【ずれ】が生じた{7}。ここ
3-1-3 日本海東縁部で発生する地震
これらの地震は、い【ずれ】も東西方向から圧縮す
3-2-4 屈斜路湖付近の地震
この地震では、地表に【ずれ】が現れ{23}、また
3-3-1 東部地域
ものであり、多くは縦【ずれ】の逆断層と考えられる
の地震に伴って地表に【ずれ】が生じた{28}。さ
3-3-2 中部地域
活断層などがあり、い【ずれ】も活動度B級の逆断層
4-1-1 太平洋側沖合などのプレート境界付近
プレートがその境界で【ずれ】動くことにより発生す
より断層がゆっくりと【ずれ】、人が感じる地震の揺
4-2-1 明治三陸地震及び三陸地震
より断層がゆっくりと【ずれ】る津波地震であったと
4-2-5 陸羽地震
断層帯の一部で地表に【ずれ】が生じた。例えば、横
地東縁断層帯で生じた【ずれ】は川舟断層と呼ばれ、
4-3-1 青森県
山地西縁断層帯が、い【ずれ】も山地と平野部の境界
方向に延びている。い【ずれ】も活動度B級の逆断層
4-3-2 岩手県
山地東縁断層帯が、い【ずれ】も南北方向に延びてい
の主要な活断層は、い【ずれ】も活動度B級の逆断層
地東縁断層帯で地表に【ずれ】が生じた。このずれは
にずれが生じた。この【ずれ】は川舟断層と呼ばれ、
地震(M5.9)と横【ずれ】断層型の地震(M5.
4-3-3 宮城県
地震(M5.9)と横【ずれ】断層型の地震(M5.
4-3-4 秋田県
地震(M5.9)と横【ずれ】断層型の地震(M5.
4-3-5 山形県
西縁断層帯がある。い【ずれ】もほぼ南北方向に延び
地震(M5.9)と横【ずれ】断層型の地震(M5.
4-3-6 福島県
西縁断層帯がある。い【ずれ】も活動度B級の逆断層
層で、双葉断層は左横【ずれ】成分も持っている。こ
5-1-1 相模湾から房総半島南東沖にかけてのプレート境界付近
プレートがその境界で【ずれ】動くことにより発生す
5-1-2 関東地方東方沖合のプレート境界付近
プレートがその境界で【ずれ】動くことにより発生す
5-2-3 1677年の房総沖の地震
より断層がゆっくりと【ずれ】る津波地震であった可
5-2-5 西埼玉地震
した可能性がある左横【ずれ】断層型の地震だが、地
5-3-4 埼玉県
つの断層(帯)は、い【ずれ】も活動度C級{46}
5-3-7 東京都(伊豆諸島及び小笠原諸島)
最新の噴火活動は、い【ずれ】も9世紀である{74
5-3-8 神奈川県
に西の方向に動く右横【ずれ】断層であり、伊勢原断
6-1-2 陸域の浅い地震
の地域の活断層は、横【ずれ】断層ないし逆断層成分
し逆断層成分をもつ横【ずれ】断層であることが多い
では深溝断層で地表に【ずれ】を生じた{8}が、福
では目に見える断層の【ずれ】は地表に生じなかった
0kmにも及ぶ断層の【ずれ】を生じている{12}
6-2-2 濃尾地震
たって断層運動による【ずれ】が地表に現れた{22
(図6-18)。この【ずれ】の様子は、場所によっ
て多少異なったが、縦【ずれ】成分をもった左横ずれ
ずれ成分をもった左横【ずれ】であった(上下方向の
であった(上下方向の【ずれ】は最大約6m、横(左
最大約6m、横(左)【ずれ】は最大約8m{23}
6-2-3 福井地震
0%以上におよび山く【ずれ】、地割れ、断層などを
では地表に目に見える【ずれ】は生じなかったが、周
南東方向の断層による【ずれ】が福井平野の東で確認
確認された。これは左【ずれ】で、東側が相対的に最
が南に最大約2m近く【ずれ】た{25}。 こ
6-2-5 新潟地震
では、断層運動による【ずれ】は現れていない。
6-2-6 伊豆半島とその周辺及び伊豆大島近海
断層、図6-32)の【ずれ】が地表に生じた(最大
地表に生じた(最大の【ずれ】は、上下方向(南側隆
布良22cmなどでい【ずれ】も検潮所での波高であ
ため、断層運動による【ずれ】が海底に生じたかどう
地表に断層運動による【ずれ】が認められている{4
6-3-1 新潟県
のが知られている。い【ずれ】も、佐渡島付近の海域
6-3-2 富山県
に延び、これらは右横【ずれ】断層である。牛首断層
6-3-4 福井県
-南西方向のものは横【ずれ】断層成分が大きい。こ
ある温見断層で地表に【ずれ】が生じた{61}。ま
6-3-6 長野県
に延び、この断層帯は【ずれ】方の違いなどから、北
逆断層成分をもつ左横【ずれ】断層、南部は逆断層(
)を示す。活動度はい【ずれ】もA級である。糸魚川
山脈西縁断層帯(右横【ずれ】断層)、境峠・神谷断
峠・神谷断層帯(左横【ずれ】断層)、阿寺断層帯(
)、阿寺断層帯(左横【ずれ】断層、詳細は6-3(
地表に断層運動による【ずれ】が生じた{69}。こ
地表に断層運動による【ずれ】は現れなかったが、地
km)が約1mの右横【ずれ】を起こすことで地震が
6-3-7 岐阜県
るような向きに動く横【ずれ】断層であるが、主に県
動度A級の顕著な左横【ずれ】断層である。トレンチ
6-3-8 静岡県
-66)。これらはい【ずれ】も活動度A級とされて
6-3-9 愛知県
より深溝断層で地表に【ずれ】が生じた{94}。こ
7-1-1 太平洋側沖合などのプレート境界付近
プレートがその境界で【ずれ】動くことにより発生す
より断層がゆっくりと【ずれ】る津波地震であったと
7-1-2 陸域の浅い地震
その縁にある活断層の【ずれ】の累積によって発達し
津川断層帯を除き、縦【ずれ】成分が卓越しており、
分布する活断層は、横【ずれ】成分が卓越している。
震により一部で地表に【ずれ】が生じた{11}もの
7-2-2 平成7年(1995年)兵庫県南部地震
島の野島断層で地表に【ずれ】が生じた(図7-16
の方向へ最大2.1m【ずれ】た{18}。また、地
7-2-3 北丹後地震
する山田断層で地表に【ずれ】が生じた(図7-22
南の方へ最大2.7m【ずれ】た{21}。山田断層
東の方へ最大80cm【ずれ】た{22}。また、繰
7-3-1 三重県
は、活動度B級の右横【ずれ】断層である木津川断層
の断層帯の水平方向の【ずれ】は不明であるが、相対
}。木津川断層帯は横【ずれ】断層であるが、この地
が、この地震による横【ずれ】の大きさは分かってい
7-3-2 滋賀県
動する逆断層または横【ずれ】断層で、その活動度は
7-3-3 京都府
動する逆断層または横【ずれ】断層で、その活動度は
7-3-4 大阪府
馬-高槻断層帯は右横【ずれ】で北側が隆起するよう
応神天皇陵)で断層の【ずれ】が見つかっており、生
る。大阪府は、そのい【ずれ】の場合でも、地震動や
7-3-5 兵庫県
らの断層の活動度はい【ずれ】もB級である。淡路島
3500年前に断層に【ずれ】が生じたことが分かっ
ある野島断層で地表に【ずれ】が生じた。これらの断
断層帯の活動間隔はい【ずれ】も2000年程度と推
口付近の地表の一部に【ずれ】を生じた{61}が、
7-3-6 奈良県
には活動度B級の右横【ずれ】断層である木津川断層
7-3-7 和歌山県
。和歌山県は、そのい【ずれ】の場合でも、地震動や
8-1-1 太平洋側沖合などのプレート境界付近
プレートがその境界で【ずれ】動くことにより発生す
より断層がゆっくりと【ずれ】る津波地震であったと
8-1-2 陸域の浅い地震
極めて明瞭な一連の右【ずれ】の活断層(中央構造線
帯は活動度A級の右横【ずれ】を主とする活断層であ
層である。上下方向の【ずれ】は讃岐山脈南麓では北
脈南麓では北上がりの【ずれ】を示すが、石鎚山脈北
8-2-2 鳥取地震
よび吉岡断層で地表に【ずれ】が生じた。このうち、
kmにわたって地表に【ずれ】が生じ、その南西端で
8-3-1 鳥取県
は、鳥取地震で地表に【ずれ】が生じた鹿野断層、あ
うに分布している。い【ずれ】の断層も北側が沈むよ
北側が沈むような右横【ずれ】成分を持った断層であ
とほぼ同じ場所で、い【ずれ】もM6.2の地震が発
8-3-3 岡山県
断層が点在するが、い【ずれ】も長さは短く、活動度
、兵庫県から続く左横【ずれ】の活断層である山崎断
8-3-4 広島県
岩国断層帯があり、い【ずれ】も右横ずれ断層で、断
があり、いずれも右横【ずれ】断層で、断層のずれに
横ずれ断層で、断層の【ずれ】による地形が比較的明
8-3-5 山口県
には岩国断層帯が右横【ずれ】断層として分布してい
地方では珍しく断層の【ずれ】による地形が連続的に
また、県西部には左横【ずれ】断層である菊川断層が
8-3-6 徳島県
3500年前に断層に【ずれ】が生じたことが分かっ
8-3-7 香川県
の南側が持ち上がる縦【ずれ】断層であり、その活動
8-3-8 愛媛県
の断層帯の活動(右横【ずれ】)でできた非常に明瞭
9 九州・沖縄地方とその周辺
かること(逆断層や横【ずれ】断層)が多い日本列島
9-1-1 太平洋側沖合などのプレート境界付近
プレートがその境界で【ずれ】動くことにより発生す
うかは分からない。い【ずれ】にしろ、南西諸島海溝
9-1-2 陸域の浅い地震
活動度がB〜C級の横【ずれ】断層または逆断層であ
活断層は、ときに右横【ずれ】を伴うほぼ東西方向に
地震に対応して明確な【ずれ】が認められた活断層は
9-2-1 日向灘の地震
い【ずれ】も、日向灘付近を震源
9-3-1 福岡県
となった{32}。い【ずれ】もその活動度はC級で
9-3-4 熊本県
奈久断層帯では、右横【ずれ】の活断層が分布する。
4年と1895年にい【ずれ】もM6.3の地震が、
応した地表での明瞭な【ずれ】が確認された活断層は
9-3-5 大分県
る正断層型あるいは横【ずれ】断層型の断層運動によ
9-3-7 鹿児島県
浅く、東西方向の左横【ずれ】の断層運動による地震
るが、地表での断層の【ずれ】はなかった。奄美大島
9-3-8 沖縄県
えられる{52}。い【ずれ】の地震にも津波被害の