{50} 建設省国土地理院(1994):地震予知観測の成果(1)―北海道・東北地域―,地震予知連絡会地域部会報告第4巻,246pp

議論7

(議論7) 宮城沖40年間隔について

牡鹿半島沖では、ほぼ40年に一度の割合で 1978 年の宮城県沖地震(M7.4)と同程度の規模の地震が発生(1855年、1897年、1936年、1978年)している。しかし、これらの地震の震源域が全く同一であるか、一部が重複しているだけなのかについては、1936年以前の地震に関する材料が数地点における津波の記録から復元された波源域程度しか得られていないため、明確ではない。