(1)ボーリング調査

@掘削工法

ボーリング調査は、掘削径φ66mmのロータリー式掘削機で、表層の軟弱層(無水掘削)を除き、原則として送水掘削で行った。

ジオプローブ調査は、掘削径φ44mmのミニロータリー・パーカッション式掘削機で、水を使わずに、1m長さのサンプラーにより試料を採取した。なお、ジオプローブ調査は、礫の少ない粘性土・砂質土を対象に深度20mまで掘削可能なものである。

A使用機器(コアサンプラーの種類等)

ボーリング調査は、φ66mmのシングルコアチューブ及びダブルコアチューブを用い、コア採取径φ50mmとした。ジオプローブ調査は、φ44mmサンプラーを用い、コア採取径φ38mmとした。

B観察・整理

採取したコアは、縦半分に切って観察・写真撮影し、コア箱に入れて保存した。

観察結果は、縮尺1/10地質柱状図に記載し、試料の年代測定結果も入れた1/200地質柱状図にまとめた。