5−3 最新活動に先行する断層活動時期・活動間隔

最新顕在活動の1回前の活動時期は、北部断層の新宮地点で約8000y.B.P(約BC7000〜6000年)以降〜約6000y.B.P(約BC5000年)以前、見明地点で約7800y.B.P(約BC7000年)以降〜約4700y.B.P(約BC4000〜3500年)以前の活動が確実である。塔寺地点でも約7000y.B.P(約BC6000年)前後の活動が推定される。

これらのことから、北部断層における最新顕在活動の1回前の活動時期は約7000y.B.P(約BC6000年)前後の可能性が高い。

それ以前の活動は、北部断層の塔寺地点で約9800y.B.P(約BC9000年)以降〜約9200y.B.P(約BC8000年)以前、13400y.B.P(約BC14000年)以降〜約12000y.B.P(約BC12000年)以前に活動があったものと推定される。

以上のことから、北部断層においては、上記の@会津地震時の最新伏在活動、A約1700y.B.P(約AD200〜400年)以降〜約1600y.B.P(約AD400〜500年)以前の最新顕在活動、B約7000y.B.P(約BC6000年)前後の活動、C約9800y.B.P(約BC9000年)以降〜約9200y.B.P(約BC8000年)以前の活動、D約13400y.B.P(約BC14000年)以降〜約12000y.B.P(約BC12000年)以前の活動が推定され、これら5回の平均的な活動間隔は約3800年となる。

なお、南部断層の活動履歴は不明である。