4−4−1 調査地点の概要と調査の目的

本地点では,断層が,北側のL面と南側のL面とを境する段丘崖を横断しており(図4−13),この段丘崖を変位基準として,横ずれ変位量を確認できる可能性がある。

この段丘崖は現在,人工改変により原地形が失われていることから,断層と段丘崖の交点部分を確認するために,多くのボーリングが必要であるものの,堆積物の層厚が薄い場合には,トレンチ調査が可能と考えられる。このことから,本地点において,横ずれ量の解明のためのトレンチ調査が可能か否かを確認することを目的に,ボーリング調査を実施した。