(2)データ解析仕様

バイブロサイスによる反射法データ解析は図2−2−5に示されるような流れに従って実施した。全ての地震探査データの処理長は20秒としたが,10秒より深部には有意な反射波は残念ながら認められないため表示は8秒までとした。バイブロサイスの記録は,既に述べたようにデータ取得の段階で相互相関処理と同時に最小位相に変換したため,次節の処理解析の中では特別な位相補償の処理は行わない事とした。